終活は親だけの問題ではない

終活
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こんにちはセイメイです。
『終活は親のことだ』と思って関与していない子どもは多いですよね。
以前は私も全く興味を持つこともなく、『年老いた親のすること』と勝手に決めつけていました。
それは何も知らない人なら『終活』という言葉を聞いただけでそう思ってしまうのも当然だろう。
そもそも名称が悪い。いや、悪すぎる。
しかしながら、今はもう『終活』という言葉が世の中に浸透してしまい、私自身もその言葉に乗っかって『終活』の普及啓発活動をしているところです。

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終活の中身は…

ところで、終活ってナニをすればいいの?
死に支度みたい、縁起が悪い。このような印象を持たれている人が多いでしょう。

もちろん、まだまだお若い人にとっては終活なんて言っている場合ではありませんよね。
私は終活の対象となる人を『人生の折り返し地点を過ぎた人』と定義しています。
『折り返し地点?』ってまた曖昧な表現で分かりにくいでしょう。
これは、明確に〇歳からが終活適齢期という訳ではなく、自らが何歳まで生きたい(生きられる)かを想定し、その年齢の半分を過ぎたらもう終活の対象年齢に該当しているということです。

それでは早すぎるのでは?と疑問を抱く人には、私のおススメする終活の中身を知ってもらいましょう。

①介護・医療処置についての希望をまとめておく(気持ちの整理)

②生前整理(物の断捨離、財産・所有物などの整理)


③相続についての想い(遺言書の作成)


④葬儀・お墓の希望をまとめておく

⑤エンディングノートなどに記載しておく(子どもたちに伝わるよう)

といったことが終活の主な内容です。

これなら、人生の終盤に差し掛かってからでも…
と思いのそこのあなた!

ここから大切なのですよ。

親だけでは終活できないという事実

終活には子どもの協力が必要なのです。
なぜなら、介護や医療処置についての希望はあってもお世話になる子どもたちの意見も必要になります。親だけの希望で自宅での介護か施設での介護かは、なかなか決められません。
生前整理には時間・体力・判断力が必要です。
相続は子どもとしっかり話をしておかなければ、争族になりかねません。
葬儀もお墓も今後、守っていくのは子どもたちです。


これらのことをまとめて文字にして残すのが、エンディングノートになります
エンディングノートをひとりでコソコソ書くことは、あまりお勧めできません。
子どもたちに秘密にしておけば、エンディングノートの存在自体を気付かれないかもしれません。
そうなってしまえばエンディングノートの意味がありません。
ただの自己満足ノートになってしまうし、時間が経ってから発見されると、子どもたちも戸惑ってしまうかもしれません。

人生の折り返し地点を過ぎたら

まずは親の終活をサポートしてみましょう。
そのためには、子どもの意見を事前にまとめておくための兄弟・姉妹会議を先にしておけば良いかもしれませんね。


また、親の終活を進めていくうちに、いろいろな課題が浮き彫りになってきますが、その課題をクリアしていくことは、親を見送った後、今度は自分自身の終活時に大変役立つことでしょう。

そのためにも、まずは自分は〇歳まで生きる。これを考えてみてください。
そして、もう人生の折り返し地点は過ぎていますか?

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