終活を始めるきっかけ作り

終活
この記事は約3分で読めます。

こんにちはセイメイです。
終活は死を意識し始めてからスタートしたら出遅れです。
なぜなら、終活には気力・体力・判断力・決断力・協力の5つチカラが必要になってくるからです。

この記事を読んでいるそこのあなた…
☆やる気はありますか(気力)
☆健康でパワーはありますか(体力)
☆物忘れなどないですか(判断力)
☆優柔不断ではないですか(決断力)
☆家族や関係者などは助けてくれますか(協力)

にほんブログ村

子どもがプッシュしても…

「人生100年時代だし、今から終活ってまだまだ早いわ」
とお考えの人は多いでしょう。

では、この人たちに「いつから終活を始めますか」と聞くと
①考えたこともない
②体力が衰えてきたら
③余命宣告されたら

このような回答が多く返ってきます。

つまり、終活に必要とされる5つのチカラが充実しているようなときには『終活を始めようという考えなど起こらない』ということなのです。

まだ早い…

私も数年前まではそう思っていました。

しかし、両親がガンになり年齢的にも後期高齢者を過ぎると子どもとしても心配ごとが増えるようになりました。そして、親にそれとなく終活のことを話しても全く関心を寄せようともしてくれません。
両親から決まって言われるのは、

父:『親の財産を当てにしているようじゃアカン』『親を殺しにかかっているのか』『俺が死んだら好きにしてくれたらええ』『そんなもん、どうにでもなる』『もうちょっと生きさせてくれや』『もめるほどの財産なんてないわ』『うるさい、うるさい』

母:『考えてはいるんやけどなあ…』『まあ、そのときはそのときやで』『老人ホームにだけは入りたくないなあ』『なんとか迷惑だけは掛けんようにって思うんやけど』『なかなかヤル気が起きひんわ』

おすすめは『財産目録の作成』と『生前整理』

なかなか重い腰が上がらない親に終活のスタートを切ってもらうためには、父には『財産目録の作成』母には『生前整理』から始めるように具体的にアドバイスしてみてはいかがでしょうか。

ただ、闇雲に財産目録や生前整理をすすめても、終活をすすめるのと同じで親もなかなか始めてくれないかもしれません。

まずは、『財産目録の作成』『生前整理』の目的とメリットを分かりやすく伝えることです。

☆財産目録の作成:自分自身の財産が『何が、どこに、どれくらい』あるのか把握して整理することで管理しやすくなる。また、相続対策にも役立てることができる。

☆生前整理:整理整頓と同じで、片付けをすれば忘れていた大切な書類やへそくりなども出てくるかもしれません。また、不要な物を処分すれば部屋も掃除がしやすくなります。

文章にしてみよう

子どもが親に話をしても聞いてくれないのは、どこの家族でもよくあることです。

そこで、試してもらいたいのは文章(書面)にして親に説明をしてみることです。

口頭で伝えるだけではなく、文章で目的・メリットなどを明確に書き出して説明しながら子どもとしての思いを伝えてみましょう。
文章は難しく考える必要はありません。文章(書面)は形として残りますので、頑なに拒んでいた親の心を動かす可能性があります。
口頭ではどうしても口調が強くなったりして逆効果になることがあるかもしれませんが、文章(書面)では真っ直ぐな思いが伝えられのではないでしょうか。

ただし、親に文章(書面)を渡す前に必ず兄弟姉妹会議をしてくださいね。ひとりで突っ走ってしまうと後々トラブルに発展しかねませんので。

コメント

タイトルとURLをコピーしました