終活から見つける老後の趣味

終活
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こんにちはセイメイです。
若かりし頃の趣味をずっと継続して老後でも続けられているいる人は、もうその道のプロに匹敵する知識・腕前かもしれませんね。

『昔は趣味でスポーツを良くしていたけど、腰が悪くなって…』というような辞めてしまった話はよく聞きます。
その他にも、
『学生の頃、楽器演奏が好きだったけど、就職してからは仕事が忙しくなって…』
『結婚して子どもが生まれてからは、なかなか旅行に行けなくなった』
『食べ歩きが趣味で全国の美味しい物巡りをしていたけど、健康診断に引っかかって…』

いろんな理由があって、過去に趣味として楽しんでいたことを辞めてしまい、老後の趣味に迷っています。と言う人が多いです。

新しい趣味を見つけようと、いろいろ試してみるも長続きせず…

それはそうですよ。
趣味というものは無理して見つけたり作ったりするものではないからです。

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趣味はあったほうが良いに決まってる

趣味にお金をかけすぎることはおすすできませんが、健康や長生きのためにも、趣味は無いよりあるほうが良いに決まっています。それを理解しているからこそ、趣味探しに走るわけですね。

シニアライフを充実させるための趣味としてネット上で紹介されているものは、どのサイトを見ても同じような内容です。
批判するわけではないですが、シニアで楽しめる趣味となれば、若い時と違って種類や範囲、金銭的にも限られてくるので仕方のないことかもしれません。時間はたくさんあるのに…(笑)。

なにか、自分に合ったいい趣味はないかな…。
そうです、趣味は自分に合ったことでないと趣味にできません。

でも、長年生きてきて今さら自分に合った趣味なんてなかなか見つけられない。
時間はあっても体力が、お金が…
という人におすすめしたい趣味があります。

自分のため家族のためになることを趣味に

自分に合っていなくても、好きとは思えなくても、『自分のため家族のためになること』に趣味を見つけ出してみませんか。
たとえ最初は好きだとは思えなくても、自分のため・家族のためになることですから趣味にすることができればこの上ないことではないでしょうか。

それは、終活です。

「なんや、終活かいな!」って鼻で笑われそうですが、笑う人は終活の本質を理解できていないだけですね。
そもそも、終活で何をしたらいいのか分かっていない人が笑うのです。

終活の内容は多岐に渡っており、一般的にいわれていること以外にも、これは自分の人生にとって必要なことだと思うことは全て終活です。

例えば、自分の歩んできた歴史を記す『自分史』というものがあります。
『自分史』を作るためにパソコンなどを駆使する一方、故郷の学校を訪ねて思い出に浸ったりすることも立派な終活です。ぜひ世界に一つだけの『自分史』を作り上げてみてください。凝りに凝った『自分史』を作ることを趣味にしてみてはいかがでしょうか。

また、相続について専門家に話を伺ったり、いろいろ調べて勉強したりすることは大変なことですが、何もしないよりかは知識を深めることができます。終活のひとつである相続対策をしておくことは、自分のためでもあり、相続する家族(配偶者・子どもたち)のためにもなります。面倒くさいと思わず、趣味として相続を学べれば一石二鳥となることでしょう。

葬儀や埋葬についても遺族にお任せではなく、最期のイベントとして前向きにとらえ、自分らしさを出せる葬儀を考えてみませんか。式場で流す音楽、飾り、遺影など生前からこだわって準備したり葬儀場巡りも意外と楽しめるかもです。

あと、今まで料理など作ったことのない男性なら料理を覚えて趣味にすることで将来一人暮らしになっても食事への不安を減らすことができますし、男女問わず家庭菜園を趣味にして食費を軽減することもできるでしょう。

いずれにしても終活の延長で考え身に付けた趣味は、自分のため家族のためになる趣味であるといっても過言ではないかもしれません。

ぜひ、終活から趣味となることのヒントを見つけ出してみませんか。

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