親の想いと子の想い

終活
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こんにちはセイメイです。
親に終活をしてほしい子どもたち。
一方、終活をしたくても始められない親たち。
もしくは、終活など全くやる気のない親たち。
でも、一番多いのは『もうちょっと先で』と思っている親たちではないでしょうか。

親にも子にも、それぞれの立場で終活に対する想いがあると思います。

子どもは、親が元気なうちは『親の終活』なんて『親がすること』と思い込み他人事のように考えているかもしれません。子どもの立場からは特に気にする必要もないかなと。いわゆる、親に任せている状態ですね。

親は親として、『家族や子どもたちに迷惑を掛けたくない』と思いながらも、なかなか気が乗らずに先延ばし先延ばしする傾向にあります。あまり自分の死ぬ時のことについて考えることは、気持ちが重たくなるのが分かる気がします。

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誰にも必ず人生最期のときがやって来る

もし自分の余命を知ることができるとしたら、どうしますか。
知りたいですか?知りたくないですか?

ただ、現代の技術では健康的に生きている人の余命を知ることはできません。

残念ながら知ることができるのは、大きな病気になり医師から余命宣告をされた時くらいでしょうか…

そうなれば、美味しい物を食べたり、旅行に出かけたりといった楽しいこともできなくなってしまうかもしれませんし、終活も思ったようにできなくなる可能性が高くなってしまいます。

だからこそ、終活には健康で元気なうちに早めに取り掛かって欲しいと思う次第です。

人生最期のときは必ずやってくるものです。そのときいつ来ても大丈夫なように、事前にできるだけの準備(終活)をしておけば、あとは自分の人生を安心して謳歌することができるようになることが理想ですね。

子どもが親の終活を支えよう

高齢になった親が率先して終活を始めるには、それなりのパワーが必要です。

特に親の気持ちだけでは決めきれないことが多く存在するからです。


特に介護や相続のことは、子どもの意見も事前に聞いておくことが大切です。

近年では、子どもに不動産(家・土地)を残してあげようと思っていたのに、子どもは要らないと思っている。そのため、空き家になってしまったり相続を放棄するというような事例が全国でもよく聞かれるようになっています。

このように、親の想いと子どもの想いがすれ違っていることは、家族会議を行って最善の方法を考えておくことにより防げるかもしれません。
家族会議は簡単そうに思えても、実際にはそのような会議をしたことがない家族も多いです。

家族会議で相続のことについて話し合うことは親の終活のひとつです。

親も高齢になると、家族会議を行うことをためらうこともあるでしょう。だからこそ、子どもが親の終活に関心を持ち、子どものほうから家族会議の提案をするなど積極的に親の終活にアプローチしてあげることも考えてみてはいかがでしょうか。

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