防災備蓄と終活の共通点

終活
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こんにちはセイメイです。
今年もまた台風や線状降水帯による大雨で全国各地で被害が発生しております。台風7号で難を逃れた地域でも安心はできません。まだまだこれから秋の台風シーズンがやって来ます。秋雨前線と台風が同時期に発生した場合が長雨となり、河川の氾濫や堤防の決壊による浸水被害、土砂崩れや地滑りなどの災害が発生しやすくなります。『備えあれば憂いなし』ということわざがありますが、備えていなくても過去の経験から『この地域には災害発生の憂いなし』と安心している平和ボケな日本人が多いですよね。日本は他の国と比べて災害大国です。まず、その点を理解してほしいですね。今まで災害に遭わなかったのは運が良かっただけですよ。

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なぜ備蓄しないの?

災害発生時には決まってスーパーやコンビニなどは食料品を買いあさる人が大量発生します。まだ、すぐに購入に駆けつける人はいいですが、危機感もなくゆっくり足を運ぶ人などは陳列棚に商品が全くないような光景を目にすると思います。特に初めての経験の人は何も手に入れられない。そのようなことが起こってしまう可能性が大です。近年は、台風や大雨などは天気予報などを情報源として数日前から備える人も増えてきていますが、地震の場合はいつ起こるか全く予想できませんので、普段からもしものときに備えて準備をしておかなければなりません。

もし、災害に備えることなく今までどおりに生活していれば、いざ被災した時に困るのは自分自身と家族です。なのに、なぜ備蓄しないの?

その回答はおそらく…
・多分大丈夫だろう。
・もし被災しても何とかなる。
・何を備蓄したらよいのか分からない。
・備蓄しても無駄になる。
このような回答が多いと思います。

これだけは備えておこう

自宅が壊滅的な被害を受け、その後の生活ができないような場合は避難所生活になります。避難所では自治体からの支援を受けることが可能で自前の備蓄品がなくても最低限の生活はできるようになります。ですが、快適ではありません。今までの災害で避難所生活の風景をTVなどで目にしたことはあると思いますが、まさにあのような環境に身を置くことになります。

運よく、自宅に住めるような状態でも被災後は電気・ガス・水道のライフラインの復旧に時間がかかるのは当然のことです。そこで、備蓄の差が出てしまいます

【最低でもこれだけは備蓄を】
・飲料水(1人あたり1日3リットル×最低3日分)
・食料(カップ麺、レトルト食品、缶詰、お菓子など保存できて簡単な調理で食べれる物)
・カセットコンロとカセットボンベ(調理のため)
・乾電池、モバイルバッテリー
・懐中電灯、ランタン等の照明(スマホのライトはなるべく使わない)
・携帯(非常用)トイレ、トイレットペーパー、ウェットティッシュ等の衛生用品
・自家用車の燃料満タン

終活との共通点は

防災備蓄の必要性を感じていながらも、なかなか備蓄できない。これは、終活を始めたいと思っていてもなかなか始められない心理とよく似ています。
防災備蓄は災害に備えての準備。
終活は人生の最期に備えての準備。

どちらも、『備えて準備する』ものです。また、準備していなくても何とかなるのも事実です。そして、必要性を感じていながらも、なかなか備えられないのも共通点です。
ただひとつ違うところ、それは…
災害には遭わないかもしれないが、人生最期のときは誰にも必ずやって来る。

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