『やること』たくさんあるよ~

終活
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こんにちはセイメイです。
子どもが親に対して終活の話をすると「終活、終活ってうるさいなぁ」って反感を買ってしまうかもしれません。でも、黙っていて親はなかなかしてくれませんよ。

子どもの頃、親から「勉強(宿題)しろ!」って言われませんでしたか?嫌でしたよね(笑)。
今は、それが逆転しているのです。
子から親へ「終活してよ!」の逆襲です。

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どれから着手する?

多岐に渡る『終活』。
人それぞれ重視する内容は違ってくるかもしれませんが、基本となる項目はほぼ同じです。

・介護(延命治療)などの希望
・生前整理 
・相続対策(遺言書) 
・葬儀、お墓の希望 
・エンディングノート 
・人生会議(家族会議)
などが基本となってきます。

おすすめは生前整理のひとつである、『アルバム整理』です。ただ、アルバムが大量にある場合は作業が大変なので子どもたちと一緒に進めていくのが良いでしょう。思い出話に花を咲かせながら…。

でも基本的には、どれから着手してもいいと思いますので、今日は相続対策の入口である『財産目録の作成』についてお話しします。

『財産目録』を作れば、終活も軌道に乗る

「財産目録だと~⁉あるのは家と預貯金がちょっとだけ。自分には財産目録など作る必要もないわ!」
と、このブログの読んでいる人の声が聞こえてきそうです(笑)。

しかし、財産目録という固い表現をしましたが、メモ用紙などに書いたものでも十分なのです。
自分の所有している財産の一覧が書いてあればそれで良いのです。

なぜ、財産目録が必要なのか?
それは、

◎相続人(子どもなど)の負担を軽減することができる。
◎相続人同士がもめるのを防ぐことができる。
◎自分自身の頭の中を整理できる。

つまり、今まで自分の頭の中でザックリとしか把握していなかったことを紙などに書き記すことにより、家族会議などをするときにも役立てることができるのです。

また、預貯金などで複数の口座を持っている場合には、これを機にひとまとめにすることなどを検討することもできます。(定期預金の解約など)

財産目録など必要ないと思っていた人でも、一度作ってみればスッキリすると思います。
また、出来上がれば、相続のことや自分自身の今後のことについて考えるきっかけになり、自然と終活を始めることができるかもしれませんよ。

財産目録のひな形やテンプレートもインターネット上で公開されていますので参考にされてはいかがでしょうか。

財産目録を作って家族会議してみよう

親の財産を生前からオープンにするのは抵抗があるかもしれません。
しかし、財産目録を作って家族会議をすることによるメリットのほうが大きいと思います。

子どもたちが独立し遠方に住んでいたとしても、家族会議を開くという理由で子どもたち(兄弟姉妹)も集まることができます。
また、財産が多いのであれば相続について話し合っておく必要もあるでしょう。逆に財産が少ない場合は、今後、医療・介護費などをどのようにするかなどの事前対策なども考えておかなければなりません。

一気に話を進めていくのではなく、時間をかけみんなが納得できる一番良い形で進められることが理想です。
『財産目録の作成』は、終活を始めていくための手段のひとつとして非常に意味があることではないでしょうか。

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