どうしよう親の介護

終活
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こんにちはセイメイです。
親が突然倒れ、その後、介護が必要な状態となってしまった時、子どもの立場として、どう対応していけばいいのか考えたことはありますでしょうか?
親が年老いてきた場合、考えたくないかもしれませんが、いつか必ず『人生最期の時』がやって来ます。それが、ある日突然のいわゆる『ピンピンコロリ』というものなのか、長年、介護を受けながらの『ネンネンコロリ』と言われるものなのかは、誰にも分かりません。
ちなみに、多くの人は介護の必要のない『ピンピンコロリ』を望まれますが、子どもにとっては、元気だった親が突然亡くなるという喪失感は計り知れないものでしょう。

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元気で長生きを願っても…

介護や支援が必要な人の割合は、65歳~85歳で約44%、85歳以上では約57%という厚生労働省のデータ(平成30年度末現在)があります。
そろそろ自分の親にも介護が必要かもと思っても、子育てや仕事などで忙しい日々を送っていてはなかなか親の介護について考える時間を持つことができないでしょう。

親と同居していたり、近くに住んでいて頻繁に顔を合わすことが可能な子どもは、普段から親の様子を見ているので、加齢による衰えを感じることができれば、今後のことを考えるきっかけが出来るかもしれません。
一方、遠方に離れて生活をしている子どもでは、年に数回しか親と会う機会がないという人も多いでしょう。たとえ、電話やメールなどで連絡を取り合っていても、元気そうな声を聞いたりや文面を読むだけで安心してしまい、『いつまでも元気で長生きしてほしい』と願うだけになりがちです。

介護の始まりは様々

・《病気》脳の障害で突然倒れる(脳梗塞、脳出血など)
 ➡回復するも後遺症などで日常生活に介護が必要

・《ケガ》事故や転倒などで大腿骨骨折
 ➡歩行困難になり、お風呂などの介助が必要となり介護状態へ

・《病気・衰え》認知症が進行する
 ➡物忘れや徘徊など自己管理することが困難になり介護が必要となる

いくら気を付けていても、誰にでも介護が必要になる可能性はあるということ、そして、親が高齢になればなるほどその確率は高くなるということを意識して、もしもの時に備えて子どもも心づもりをしておくことが大事です。

親が元気なうちに

介護が必要となる原因の1位は『認知症』です。
ただし、男女別で見て見ると、男性は『脳血管の病気』が26%で女性の倍以上あります。
その反面、女性は『認知症』が男性よりも5.7%高くなっています。

男性は『脳血管の病気』、女性は『認知症』で介護が必要になることが多い

自分の親の介護が必要になることは、誰にでも起こる可能性があり、いつ起こるのかは予測がつきません。その時が来ても慌てないように、今からでも情報収集をしておきましょう。

そして、兄弟姉妹がいる場合は、親抜きで兄弟姉妹会議をして情報の共有と親に介護が必要となった時にそれぞれの役割分担を事前に話し合っておくことができれば、いざという時にスムーズに対応できることでしょう。

ポイントは、自分が今忙しくても『親が元気なうちに』です。

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