なかなか終活をしない親たち

終活
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こんにちはセイメイです。
とあるTV番組で『親の終活』について特集しているコーナーを見て、いろいろ思うことがありましたので独自目線でツッコミを入れていきたいと思います。

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終活で子どもが親と話しておきたいことランキング

1位 介護の希望について
2位 葬儀の形式・内容について
3位 延命治療について
4位 相続・財産について
5位 納骨・お墓について

とうい調査結果があります。

終活について知識のある人であればもう少し順位が変わってくるかもしれません。
ちなみに私は、すべて話しておきたいし、話しておくつもりではいますが、あえて順位を付けるとしたら

1位 延命治療について
2位 介護について
3位 相続・財産について
4位 葬儀の形式・内容について
5位 納骨・お墓について
という気持ちです。
みなさんはいかがでしょうか?

街頭インタビューで

子ども『親が元気なうちに終活の話をすると怒られそう。逆に病気になったり衰えてきてから話すのは気が引ける』

確かにそうですよね。結局は子ども側から親に対して終活の話をするにはハードルが高いことです。そのうち話をしないといけないと思いながらも、なかなか話しづらくて子どもから話を振る機会を逃してしまうのはよくあることです。おそらく、単刀直入に話ができる親子もいるでしょうが、このような場合は話が途中でこじれたり、親子喧嘩に発展してしまう可能性もあるので注意が必要です。なぜなら終活は、人生の大きなイベントとしてある受験、就職、結婚などの話とは違って、そもそも終活自体が土俵に上がってこないイベントになっているからです。

人間はいつか必ず死ぬ。なぜ、その時の話をしておかないのか?

88歳女性『だって人生100年時代っていうでしょ。私まだ88歳よ。あと12年、元気だし、まだまだ終活を始めるのには時間がありますよ』

恐れ入りました。ちなみに女性の平均寿命は87歳です。もう、平均寿命以上を元気に過ごされ、現在も健康な状態なので100歳まで生きることを目標に頑張っておられることだと思います。ぜひ、このまま長生きしていただきたいですね。ちなみに、この人は何歳になれば終活を始めるつもりなのか、聞いて欲しかったですね。

『人生100年時代』って2007年生まれの人の約半数が100歳より長く生きるといった話ですよね。それ以前に生まれた人たち(特に昭和世代)に対しての人生100年時代ではないハズですが…。

理想の終活とは

親に対して終活をしてほしいと願っている子ども世代は多いと思います。
しかし、終活をせずに人生最期のときを迎える人がまだまだ多いのが現実ではないでしょうか。

延命治療について、本人の希望を聞かずして子どもが決断することは心苦しいことだと思います。介護についても、本人の希望と子どもの思いがすれ違うのであれば、事前に話し合っておくことにより最善の方法で介護ができるのではないでしょうか?
相続や財産、葬儀やお墓などについても事前に話し合っておく、もしくはエンディングノートなどに記入しておくことでお互いの気持ちに迷いがなく物事が進められるようになります。

いずれにしても、終活は、親のこれからのことについてお世話になる子どもたちに託すことを整理することです。つまり、理想の終活は親から子どもに話すことです。そして言葉だけでなく文字にして残してあげることが大切です。

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