こんにちはセイメイです。
（関西弁）「あんた終活、終活って言うけど、そんなにせなアカンのん？別にせんでも、どないでもなるんとちゃうん？ウチんとこは、いうほど財産もないし。子どもたちにも世話にならんでええように、苦しまんと死ねるように願っとくわ」と言われた経験があります。
（標準語風の変換）「あなた終活、終活って言うけど、それほどしないといけないの？別にしなくても、どのようにでもなるのと違う？私のところは、そんなに財産もないし。子どもたちにも世話にならなくてもいいように、苦しまずに死ねるように願っておくわ」
私が、なぜ終活をすすめるのか、そのメリットをいくつか紹介します。
終活をすることで得られるメリット5選
終活をする義務はありません。
しないからと言って、罰せられるわけでもありません（笑）。
だったら、終活なんてする必要ある？
そう思われる人には、次の終活メリット５選を読んでみてください。
①することが見つかり、充実した日々を送れる。
➡終活をしていくうちに自分のしておかなければならないことが分かります。その中には奥深いこと、興味深いこと、新鮮なことなどがあるでしょう、今まで生きてきた中で全く経験のない分野との出会いもあるかもしれません。それが楽しいと感じるかどうかは人それぞれですが、すること・学ぶこと・考えることなどが増えるのは間違いありません。
（例）・介護についての知識を深める ・生前整理で断捨離する ・相続対策を学ぶ ・葬儀やお墓のことを考える ・弁護士、税理士、司法書士、行政書士などに相談してみる
これだけのことでも、自分自身の視野も知識も広めることができ充実した日々を送ることができるでしょう。
②お金や財産などで損をしなくなる
➡生前整理をしていると存在を忘れていた『へそくり』が出てくるかもしれません。また、捨てようと思っている物でも買取ってもらえる可能性もあります。それ以外にも、加入している保険を見直せば、必要ないような保険があるかもしれません。定期預金は満期を過ぎれば普通預金に移しておく方が、何かと便利です。相続に関してもあらかじめ対策を講じておくことで相続税を節税できるかもしれません。
③家族の絆が深まる
➡終活はひとりですると行き詰ってしまいます。なぜなら、自分の考えだけでは解決できないことが数多くあるからです。例えば、介護のことや相続のことなどは、あらかじめ子どもたちとの相談や調整（家族会議・人生会議）が必要となるからです。生前整理にしても、高齢になれば子どもたちの手助けが必要になります。家族会議（人生会議）や生前整理などを通じて家族の絆を深めるチャンスです。特に写真整理は家族で懐かしい思い出に浸ることで絆を深めれることでしょう。
④家（部屋）が綺麗になり、住みやすく、転倒防止になる
➡生前整理で片付けることにより、部屋が綺麗になります。広く使えます。特に床面や足元には物を置かないようにしましょう。足を引っかけたり、つまづいたりすることは高齢者にとっては危険です。
スッキリと片付いた部屋で綺麗な空気を吸って健康的に暮らせるようになるでしょう。
⑤これからの人生の不安を解消（クリア）することができる
➡たとえ人生を謳歌していても、年を重ねるにつれて人生の終末期への不安が付きまとうことは否めません。それでも終活をしておけば、その不安のひとつひとつを少しでも解消していけると思います。思い残すことがないように終活をすればいいのです。
不安もなくなれば、趣味にしても『やりたいこと』も思う存分、楽しめることでしょう。
『あ～、楽しかった！』と言える人生に
終活は、『これからの人生をよりよく生きるため』のものです。
死に支度であるとか、縁起が悪い、まだ早いと言って拒絶する人もいます。
考え方は人それぞれでありますので、強制するものでも何でもありません。
終活の内容は幅広く、すべてのことをする必要はありません。
ご自身が、必要だと思うことをやってみれば良いのだと思います。
そこから新しい発見があったり、不安に思っていたことが解消されれば終活は成功だったと言えるのではないのでしょうか。
目標は、人生最期の時に『あ～楽しかった』と思えることです。
コメント