終活に必要とされる〇〇力

終活
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こんにちはセイメイです。
終活の普及啓発をしていると気になることがあります。
それは、終活のもつ意味を理解して『すぐに始めようとする人』『なかなか始められない人』に極端に分かれてしまうことです。
そして、『なかなか始められない人』は終活のもつ意味を理解しながらも、話を聞いて終わり。という人がたくさんいます。
その逆に、始めるのが早い人は早いです。
この差は、いったい何なんだろう?

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終活する人・しない人

私が感じたのは、
『終活をなかなか始められない人』は決断力がない人に多く見受けられます。
決断力とは、自分はこうしたいという意志決定できる力のことをいいます。また、何か迷った時には、自分の意志はこちらだとハッキリ言える力のことです。

たとえばの話ですが、決断力のある人はレストランのメニューを見て迷っても比較的早く決められるでしょう。その逆でなかなか決められない人や他の人が選んだものに合わせてしまう人は決断力がないほうかもしれません。※時と場合にもよりますが…。

でも、決断力がある人のほうが良いと言っているわけではありませんよ(誤解のないように)。
夫婦でも二人ともが決断力のあるタイプであれば、ぶつかり合うことが多いかもしれません。
逆に二人ともが決断力のないタイプであれば、物事を決める時に停滞してしまうかもしれませんね。
決断力のあるタイプとないタイプならちょうどバランスが取れるような気がします(笑)。
(余談ですが)それは、夫婦だけでなく仕事や友達関係でも通ずるところがありますよね。

決断力のある人は、エンディングノートの中身もどんどん埋められていく傾向です。
逆に決断力があまりないような人は、迷ったり悩んだりしてエンディングノートも終活も思うように進めることができない人が多いです。

決断力チェック

それでは、決断力がある・ないの自己チェックをしてみましょう。

①今まで受験(進学)、就職、結婚など自分の判断(意志)で決めてきた。
②家族旅行の計画は自分が決めることが多い。
③頼まれたことはすぐに取り掛かるほうだ。
④物事を曖昧に済ますのではなく、白黒はっきりさせたいほうだ。
⑤自分に自信がある。
⑥考えても仕方のないことに時間を使わない。
⑦基本は自己中心的なタイプである。
⑧迷いごとや悩みごとがあったら解決するための努力しようとする。
⑨多数決のとき少数派になっても信念を曲げない。
⑩何ごとも人任せにしない。

該当する項目が多い人ほど、『決断力のある人』とよばれるタイプです。

子どもたちの注意点

親の終活を希望する子どもたちに、いくつか注意点があります。

・子どもから親に終活の話をする場合は、タイミングに注意する。
➡親が病気やケガをしたタイミングで子どもから終活の話をするのは辞めたほうがいいですが、もし親のほうから話し始めた場合は、話をそらさず聞いてあげましょう。

・親子げんかにならないよう細心の注意を払う。
➡終活がトントン拍子に進むことは少ないですが、親子げんかになってしまえば、本末転倒です。子どもとしても大変ですが、子どもはあくまでもサポート役です。親本人の気持ちをできるだけ尊重するようにしましょう。

・親の終活にできるだけ協力する。
➡終活は親だけではできません。生前整理にしても介護、相続にしても子どもの力や考えが必要となってきます。たとえ遠方であっても、忙しくても、面倒くさいと思っても、親の終活のために協力できることは可能な限り協力してあげましょう。

・兄弟姉妹がいる場合は、親とは別に兄弟姉妹会議をしておく。
➡子どもたちにもそれぞれの立場や意見があります。兄弟や姉妹で意見がすれ違ったり対立してしまえば、親の終活をサポートすることも困難になってきます。家族会議・人生会議の前に子どもたちだけで考え方の方向性を整理しておく必要があるため、兄弟姉妹会議をしておくことをおすすめします。

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