こんにちはセイメイです。
9月1日は防災の日です。忘れている人いませんか?
いやいや大半の人が忘れていると思いますね。
だって、法律上の休みの日じゃなかったら忘れてしまいますよね(笑)。
なんで9月1日が防災の日なのかは、私が説明しなくても調べればすぐに分かることなので省略させていただきます。が、今や日本は歴史に残る大災害が頻発しています。9月1日に限らず、1月17日、3月11日を筆頭に大地震や風水害が起きているので、9月1日を災害の教訓を風化させないために語り継いでいくのなら、もう9月1日を防災の日(国民の休日)として全国民が防災訓練、減災訓練を行う日にしたらいいじゃないですか。なんて言ったら怒られますか?
政府も国民も本気で考えていますか?防災・減災対策
今日は辛口のブログになってしまうことをお許しください(-_-;)
防災関係機関の人には防災訓練を行うのは当然の責務だと思います。
それ以外の国民はどうでしょう?何か訓練をしていますか?テキトーなことを職場でして、「今日、職場で防災訓練した」「学校で避難訓練した」「非常食を食べた」などで満足していませんか。
私が提案したいのは被災後の減災訓練です。防災訓練ではありません。
減災訓練とは
減災は災害が起きてから、できるだけ被害を軽減することを目的とした訓練。
例えば、災害後、生活に必要なライフライン(電気・ガス・水道)が使えない状態で数日間、生き残るための訓練です。つまり、災害による2次的な被害を減らすことを目的とした訓練です。
そのためには、9月1日は減災訓練のために仕事も学校も休みにして、電気・ガス・水道のライフラインもストップさせる。そのような模擬被災状況を作り上げ、24時間過ごすような減災訓練を個々でする休日にしてはいかがでしょうか?
経験しないと分からない
被災後の生活は、実際に経験した人でない分からないことが多々あると思います。
想定し得る、不便なことは次のとおりです。
9月1日 0時~24時まで継続
●停電発生
・日の出まで何も見えない。
・エアコン、扇風機など冷房器具が使えない。
・テレビが見れない。
・冷蔵庫(冷凍庫)での保存が厳しくなる。
・IHコンロが使えない。
・スマホやタブレット、PCの充電ができない。
・オール電化の場合、お湯が使えない。
●ガス供給停止
・ガスコンロが使えない。
・お湯が使えない。
●水道停止
・水(お湯)が使えない。
・風呂に入れない。
・トイレが流せない。
・洗い物ができない。
ざっと、上記のような感じになります。
そして、ライフラインが止まってしまうと料理もできなくなってしまいます。
どれだけ準備できていますか?
とあるネット上のアンケートでは約50%の人が、災害に備えてある程度準備していると回答しています。ホンマか?
ある程度の準備ってナニ?上記のようにライフラインが止まっても数日間生活できますか?って厳しくツッコミたいですね。
不便に感じることをいろいろと記載すると『不安を煽ってどうする』ってお叱りを受けそうなので、これ以上はやめておきます。
あとは、どのように感じるかは本人次第です。
各ご家庭で生活環境も違いますので一概には言えません。
夏と冬では必要となる物も違ってきます。
ただ、減災訓練をすることで確実に言えることは、『備えておくべき物が分かる』ということです。
自助について本気で考えよう
防災関係機関がよく『自助・共助・公助』という言葉を使います。
『自分で助ける、共に助けあう、公的機関が助ける』ことを意味していますが、自助はサバイバルです。
自分自身で災害を未然に防ぐことはできなくても、被害を軽減することは自助で可能です。
9月1日は防災の日です。
国も本気で防災・減災について考えているのであれば、一層のこと休日にして家庭内での減災訓練の日にしてみませんか?
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