台風7号接近中 最低限の準備を

防災
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こんにちはセイメイです。
台風7号が日本列島を縦断しそうです。明日15日には上陸しそうな状況になってきました。
台風が上陸すると分かっていてもなかなか十分な備えができないのはなぜでしょうか?

災害に備えるというのは、自然の威力に立ち向かうことではありません。災害が発生した時にどのように対応し、その後の復旧まで耐えれるだけの備えが必要なのです。

災害時は自治体などが物資(食べ物・水分)を支給してくれるから大丈夫だろう。自宅が壊滅的な被害を受けず、なんとか無事であったとしてもライフライン(電気・ガス・水道など)が数日間使用できないという可能性は十分にあり得るということを想定しておくことが大切です。

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今、当たり前に使っている物の補充を

《今日中に準備しておくこと》

・飲料水と生活用水の確保
➡暑い時期ですから飲料水の消費量は冬場の倍以上になります。今から飲料水を買い出してもいいですが、品切れの可能性もあります。断水に備えて水道水を今のうちにペットボトルやポリタンクなどに確保しておきましょう。また、トイレや手洗いなどに必要になるであろう生活用水はお風呂に溜めておきましょう。

・トイレ対策は必須
➡断水になればトイレの水が流せませんので便が流せなくなります。その結果、悪臭が立ち込め微生物の温床ともなります。暑いこの時期、最悪の環境状態になってしまうことは容易に想像できます。最低限の汚物処理対策はしておきましょう。

・缶詰やインスタント食品、お菓子類の確保
➡肉や魚、野菜のストックがあっても調理するのに電気(IH)やガスが必要となります。調理器具を洗ったりするのに水も必要です。缶詰はそのまま食べることも可能です。インスタント食品はお湯を注ぐ必要があるので事前に水道水をポリタンク等を確保しておきカセットコンロでお湯を沸かしましょう。※カセットコンロとカセットボンベも当然必要です。

・車の燃料は満タンに
➡エアコンや扇風機などが使えない場合でも車のエアコンが使えます。熱中症対策にもなりますし、停電になっていても車に装備されているカーラジオやテレビで情報を得ることができます。

・スマホの充電は常に満タンに
➡台風接近中はいつ停電になるか分かりませんので常に充電ケーブルに接続しておきましょう。予備バッテリーも常に満タンにしておきましょう。また、停電時のスマホ使用はバッテリーのことを常に意識しておき、ゲームや動画視聴などの暇つぶしは極力控えましょう。

台風の進路ばかり気にしていないで準備を

台風の進路情報はテレビやラジオ、ネットなどで情報を得ることができます。
しかし、多くの人は自分の地域に大きな被害が出ないことを願っているだけではないでしょうか。
私は今朝、缶詰やインスタント食品の補充。コーヒーが好きなので缶コーヒーやドリンク類も購入しました。カセットボンベもあるのですが、この機会に追加で購入しました。この後、携帯トイレやウェットティッシュ等の衛生用品も所有はしていますが念のため追加で購入しに行こうと考えています。

自宅が壊滅的な被害を受けてしまえば避難所で自治体の支援を受けながら生活しなければなりません。しかし、できる限り自宅で生活したいのが人間の本望だと思います。その時にライフラインが停止していていれば復旧までの間、生活できるだけの準備をしておかなければなりません。給水車に列を作って並ぶより、あらかじめストックがある方がラクに決まっています。自治体から配給される長期保存の非常食を食べるより好みの味のインスタント食品や缶詰のほうを食べたいと思いませんか?
いつ発生するか分からない地震と違って台風は事前準備と対策が取れるのです。

とあるネットの書き込みで
『私は学生で一人暮らしをしていますが近くにコンビニもスーパーもあり、電車でひと駅の所に〇クド〇ナルドもあるので災害時でも食べ物には困らないかと思います♪』と書いてあるのを見かけたことがあります。これは冗談でふざけて書き込みしているとしか思えない内容で呆れてしまいました。災害時は全てあてにならないという危機感を持ってほしいです。


『自分の地域は今まで大した被害は出ていないし、今回も大丈夫だろうという』考えではなく、『この際だから準備しておこう』という気持ちが災害発生時に大変な思いをする人とそうでない人に大きな差が出ることは間違いありません。

さあ、備えましょう!

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