防災グッズ必需品 準備できていますか? 

防災
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こんにちはセイメイです。
元危機管理室職員がオススメする防災グッズを紹介します。今回紹介する防災グッズは、災害経験がない人には盲点かもしれません。使うか使わないか分からない防災グッズにお金をかけるなんてもったいないと思っている人も多いハズ。でも、なくてはならない必需品があるのです。

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停電になってしまったら

災害のイメージはどの程度お考えでしょうか?
地震、台風、洪水、土砂崩れなどをイメージされることが多いと思います。これらの災害から生き延びるために必要な物として、非常食や飲料水のストックを考えるのが一番だと思います。これらがあれば、避難所へ行かなくても自宅が倒壊や水没をしていない限り、数日間は自宅で生活することができます。

でも、ライフラインはどうでしょう?電気・水道・ガスなどがすぐに復旧すればいいですが、数日間~数週間ストップしてしまう可能性も大いにあります。

例えば、電気が停電しました。困ることを列挙してみます。
・明かりが点かないので日没後は真っ暗で見えない。
・テレビやビデオが見れない。ラジオも聞けない。
・スマホの充電ができない。
・冷暖房が使えない。
・冷蔵庫が機能せず、食材が腐ってしまう。
・洗濯機が使えず、洗い物ができない。
・電子レンジ、パソコン、その他すべての電化製品が使えない。

《オール電化の場合》
・IHが使えないので料理、湯沸かしもできない。
・お湯が使えないのでお風呂に入れない。(シャワーも浴びれない)

ざっと挙げただけでも、これだけ不便なことが起こります。特に真夏にエアコンや扇風機が使えなくなると不快だけでなく熱中症の危険性もあります。保存している飲料水も想像以上のスピードで減ってしまうことでしょう。逆に真冬の場合であればエアコンやこたつ、電気ストーブが使えなくなり寒さとの戦いになります。

断水になってしまったら

イメージしてみてください。水道から水が出ません。お風呂もシャワーすら使えません。そこまでは、すぐにイメージできると思います。
意外と盲点なのが、トイレが使えないということです。正しくは、便器は使えても『便を流す水が流れない』ということです。

あまり想像したくはないでしょうが、断水の間、思わずいつもどおりにトイレを使用してしまった場合、最初の1回目はタンクの水で流れるかもしれません。しかし、その後はタンクに水が溜まりませんので次回以降は流せなくなってしまいます。

これは困りましたよ。排便した後、流さず便器内に溜めておくことはかなり厳しいです。臭いだけでなく微生物も発生し衛生面も最悪の状態になってしまいます。もうこれ以上想像したくありませんよね。

盲点はトイレの対応

災害時に備えて飲料水や非常食などを準備しておくことは誰もが思いつくことです。しかし、トイレの対応について考えたことがある人はわずかではないでしょうか。

災害対応用のトイレは避難所などに仮設されたりもします。しかし、自宅が住めるような状態であれば自宅のトイレで落ち着いて用を足したいと思うのが普通でしょう。
であれば、災害対応用の『簡易トイレ』や『携帯トイレ』を準備しておくことが大事です。災害時、断水時には必ず役に立ちます。まだ、準備していないという人は、早速100円均一ショップへレッツゴー!

えっ、100円均一で⁉

そうです。1回分であれば100円均一ショップで購入できます。まあ、1回分では全然足りないでしょうけどね(笑)

地震や洪水などの災害だけでなく、断水はいつ起こるか分かりません。
『備えあれば憂いなし』飲料水や非常食に追加で災害対応用のトイレもぜひ揃えておきましょう。

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