親に終活をすすめる理由

終活
この記事は約3分で読めます。

こんにちはセイメイです。
終活は『元気なうちに』始めるのが鉄則です。
ただ、終活をしなくても親本人はあまり困ることがないでしょう。
困ることが多いのは、遺された子どもたちです。
そのため『終活をしてほしい子どもたち』VS『終活をしない親』でバトルが始まりかねません。

私の母は、「友人の〇〇さんが『年賀状じまい』をした。将来は東京の娘の所でお世話になると娘夫婦と約束してきた。夫から老後の資金として〇〇〇〇万円先に貰っている。家の中の要らない物は全部捨てたらしいで」と教えてくれました。
これは立派な終活ですね。
それを私に一生懸命に話してくれるのはいいのですが…。オカンよ、肝心な自分はどうなん?
ちなみに、父にとっては全くの他人ごとで無関心。

でした…。

にほんブログ村

子どもが困ること

《終末期》
①介護問題
 ・自宅介護 or 施設入所
 ・介護にかかる費用はどこから支出するのか
②延命治療について本人の意思確認ができていない
 ・子どもが親の命を決めるのは精神的負担がある
 ・介護同様、費用の問題がある

《亡くなったとき》
①葬儀どうする
 ・一般葬 or 家族葬 or その他方法
②友人やお世話になった人たちへの連絡は
 ・すぐに知らせるのか、後日、手紙などで知らせるのか(リストはあるの?)

《亡くなってから》
①相続が争族になるかもしれない
 ・よく聞く『争族』です
  財産が少なくても、兄弟姉妹の仲が良くても揉めることが多いと聞きます
②各種手続きが大変
 ・名義変更や相続税の支払いなど、各種手続きが大変です
③親の持ち物の整理、処分
 ・処分するにしても時間と体力が必要です
  業者に依頼すれば簡単ですが、費用が掛かります

困ることを探せば、まだまだ出てくることでしょう。

家族全員で終活のバックアップを

子どもから親に対して終活の話題を振るのは気を使います。
でも、親が終活を始めていないようであれば、子どもからそのような話をしてあげることできっかけになるかもしれません。

そのなかで、私が勧めるのは兄弟姉妹会議・家族会議(人生会議)をすることです。

まずは、子どもだけの兄弟姉妹会議をする。そして兄弟姉妹お互いの意思確認をしておいた上で家族会議(人生会議)をする。
ポイントとしては、いずれの会議も最初は終活とは全く別の『楽しく明るい内容』から始めることが良いでしょう。兄弟姉妹で喧嘩になってしまえば、そのあとの話が進められませんので十分に注意が必要です。

親だけで終活をしていくことは困難なことがたくさんあります。家族の支えと理解があって終活は成立するものだと思います。


そして、その終活は『今、元気なうちに』が鉄則ですが、その気にならなければ始められません。
子どもだけが先走ってしまえば、親との仲もギクシャクしてしまいます。
子どもにとっては、焦る気持ちを抑えながらの長期戦になることを覚悟しておいたほうが良いかもしれませんね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました