元気な親が突然、介護が必要な状態になったら…

人生
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こんにちはセイメイです。
人生には必ず『最期のとき』がやって来ます。それは誰もが知っていることではあるが、そのときが『いつなのか』は誰も知らない。ただ、そのときに備えて家族で話し合ったり自分の気持ちを整理しておくこと、前もって心の準備をしておくことは可能である。
でも、なかなかできない。それは今、健康だから。考えたくないことや都合の悪いこと、面倒くさいことは先延ばししてしまう。これは人のさがなのだろうか。

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不安を煽っているのではない

終活を普及させる活動をしていると「不安を煽るような話しばかりだ」と揶揄されることもあります。その気持ち、よく分かります。
では、あなたはその不安を…
①抱いたまま人生最期のときを迎えますか?
②解消してイキイキと人生最期のときを迎えますか?


これから必ず起こりうることから目を背けず、真剣に考えることが自分にとっても家族にとっても一番いいことだと思います。
多くの人が死亡保険や医療保険、介護保険などに加入しているのはなぜでしょうか?これらは、自分が亡くなった時や入院、介護が必要になった時のことを考えてお金の対策(準備)をしているのですよね。だけど、それ以外のことについては、元気なうちから具体的なことは考えたくないし…。

平均寿命や健康寿命を目安にしていないか?

日本人の平均寿命はだいたい男性81歳、女性87歳くらいです。この数値を見て『自分は平均寿命まで生きれる』と思っている人はどれくらいいるのでしょうか。ちなみに、健康寿命はだいたい男性72歳、女性75歳くらいです。あくまでも平均です。極端な表現をすれば、平均寿命まで生きれる確率は50%(2人に1人)ということになります。

『人生100年時代』とよく聞かれるようになりましたが、実際に100歳まで生きれると勘違いをしてしまう人ってどれくらいいるのでしょうね。
寿命の長期化によって『先進国の2007年生まれの2人に1人が103歳まで生きる』ということであることを理解している人はどれくらいいるのだろうか。

あなたは2007年以降に生まれた人ですか?

親が元気なうちに

親の介護が必要になる前に、備えとしてできることは何でしょうか。

まず、親が元気なうちに介護が必要になったときについて、家族みんなでざっくりとシミュレーション(人生会議)をしてみてはいかがでしょうか。

Q1.自宅で親の介護を担える人は誰ですか。
 それ以外の家族は、誰がどんなことができますか。

Q2.在宅介護、もしくは施設入所にかかる費用の準備はありますか。

我が家はそんなこと考えるのまだ早いですか?
確実に言えるのは、親が倒れて『介護が必要な状態』になってから考えるより、親が元気な今のうちに考えておく方が、いざというときに物事がスムーズに進みます。そして、親にとっても家族にとっても最善の形で介護ができるようになります。

内容的には簡単なことのようですが、なかなか話しづらいことかもしれません。しかし、いつ介護が必要になるか分からないからこそ、元気なうちに少しでもイメージしておけば、具体的に考えていく手がかりになることでしょう。

大きな病気は、ある日突然襲ってくるかもしれません。その日がいつかは知らないだけで…

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