同い年のGACKTさんが終活をしていた話

終活
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こんにちはセイメイです。
昨日、ネットでGACKTさんの記事が出ていました。昨日、50歳になられたそうですね。おめでとうございます。
GACKTさんは私と同じ1973年生まれ、年齢は同じ第二次ベビーブーム生まれだが見た目は全く違う、いやいや違い過ぎるわっ!(笑)
その記事の中に彼が『遺書を20通くらい書いた』ということが書かれていましたので、今日はその記事の内容についていろいろとツッコミを入れていきたいと思います。

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さすが、一流芸能人は考え方からして違う

GACKTさんは、Wikipediaによると『日本の男性シンガーソングライター、俳優、YouTuber』と記載されています。でも、GACKTさんと言えば『芸能人格付けチェック』という番組に出演している姿が一番印象にあるのは私だけでしょうか?(ファンの方、ごめんなさい。)
そんな一流芸能人はこの記事の冒頭で
「ボクがこれまで50歳という年齢に持っていた印象は“人生の終わり”。織田信長の《人生五十年》という言葉をどこかに意識していました。でも、今わかったのは《人生五十年》って、50年しか生きられないという意味ではなくて、50になる前にどれだけのことができたのかということなのかと。もう30代や40代には戻れないですし。それまでどれだけ全力で走っていけるのかが、人生でいちばん大事だと思うようになりました。かつてのボクのなかでは、30歳までに自分がどれだけできるのかという思いがあり、余生が50歳で終わりというイメージで。だから正直今思うことは、まだなぜか生きてる…よくここまで生きたな…そんな感じです」と話されています。GACKTさんの記事
『《人生五十年》って、50年しか生きられないという意味ではなくて…、30歳までに自分がどれだけできるのか、余生が50歳で終わりというイメージ』って話されるということは、少なくとも10代、20代という若かりしころからそのように考え、全力で駆け抜けてこられたんだろうなと、だから今のGACKTさんがあるのかなと思います。
さてさて、《人生100年時代》という言葉をよく目にするようになった昨今、その50歳を迎えられたGACKTさんは、これからまた新たなステップを踏み出すのでしょうか、それとも…
今度はそこをぜひ取材していただきたいですね。私も『今できる事は、今できるうちに』という考えをずっと持っているものの、なかなか思うようにはいかないものです。

遺書を20通?

遺書いしょ遺言書ゆいごんしょ、エンディングノート…。それぞれ違いが分かりますでしょうか?
GACKTさんは、遺書を書かれたそうです。遺書です。遺書と聞くと何か自殺をする人が書く物みたいなイメージを持ってしまうのですが…。20通というのはそれぞれの人に宛てた別々の内容なのですかね。その辺りも気になるところですが。
遺書やエンディングノートと呼ばれるものは法的な効力がありません。GACKTさんくらいの人物となれば、かなりの資産を所有されているかと思います。そうすると、相続の面でも法的効力がある遺言書を作成されたほうが良いでしょうね。相続が争族にならないように。


お墓についても

お墓の希望も書かれていましたね。
『沖縄の海に散骨してくれ』とお姉さまに伝えているとか。これも口頭ではなく、文字にして残しておいたほうが良いでしょうね。言葉で面と向かって伝えたつもりでも、その時が何年後に来るか分かりません。時が経てば忘れてしまうことも考えられます。また、お姉さまのほうが先に亡くなられるかもしれません。
近年では海洋散骨だけでなく、樹木葬などいろいろな形が増えつつあります。今は海洋散骨と思っていても10年先にはお墓も新たなスタイルが登場していることも十分に考えられるのではないでしょうか。今は家族葬が主流になってきています。十年ちょっと前くらいでは、一般葬が当たり前のように行われていました。私の母も家族葬が出始めた頃には否定的でしたが、最近は「家族葬でいいよ」と言うようになりました。このように気持ちの変化が出てくることは否めません。だからと言って、まだ決めるのは早いと思ってしまえば一生、終活なんてすることができません。いつ何があっても、自分の想いを伝えられるように今現在の気持ちを書き綴っておけばいいのです。そして、気持ちや考えに変化が生じたときには書き直す。それだけで、あなたの想いが伝わる、伝えられるのです。

セイメイ
セイメイ

人生も半分を過ぎれば『まだ早い』なんてことはありませんよ。

終活をするうえで大切なこと

GACKTさんの記事を見て思わず、終活セミナー認定講師としての血が騒ぎ今日のブログに取り上げさせていただきました。記事の内容的には終活についてすべて書かれていた訳ではないとは思いますが、一流芸能人のことについて書かれた記事ですから注目度も高いと思います。だからこそ、終活についてもう少し付け加えさせてください。
終活の中に必ず取り入れていただきたいことがあります。
それは、介護と延命治療についてです。このことについては、事前に自分自身の考え・気持ちをまとめておき必ず文字にしておきましょう。もしも事故や病気、認知症などで意思の疎通ができなくなった時、家族や周囲の方々が本人の考えや気持ちを知らずして判断しなくてはならなくなります。『好きにしてくれたらいい』というのは一番困らせる言葉です。これはぜひ、覚えておいていただきたいことです。
あなたの命の行く先は家族や周囲の人には決められません
終活をするうえで大切なことは『自分自身の気持ちが伝わるようにしておくこと』です。

今日はここまで。

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