電気自動車(EV車)に乗り換えた感想

自動車
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こんにちはセイメイです。
このページは電気自動車(EV車)に乗り換えた理由に続く、感想編です。
お時間に余裕がある方は、ぜひ↑からお読みください。
これからEV車の購入を検討されている方やEV車に関心がない方でも、実際に購入した私の感想を聞いていただけたら嬉しいです。

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購入前の注意点

①補助金について
私は電気自動車(EV車)のリーフ(日産)の新古車を購入することにしました。リーフを新車で購入する場合、国の補助金やエコカー減税などの優遇策が受けられます。(詳しくは日産リーフは補助金対象を参照)私の場合は、日産の認定中古車の購入でしたので補助金などの優遇はありませんでした。う~ん、残念。しかしながら、金額的にはかなりお得にはなっておりました。
②充電設備について
電気自動車(EV車)であるリーフの燃料は電気です。バッテリーに電気を充電して走行します。従って、ガソリンスタンドで燃料補給するのではありません。
街中には充電スポット(EVスタンド)という設備が点在します。そこで充電をすることになりますが、ガソリンスタンドと比べてその設備は圧倒的に少ない。そして、充電には時間がかかります。ガソリンスタンドのイメージで燃料を満タンするのに数分で完了だと思っていたら大間違いです。自宅の近くに充電スポットがあるから大丈夫かなという考えではダメです。充電時間についてはこちらのサイトで詳しく書かれています。
ベストは、自宅充電です。つまり、自宅に充電設備があること。一戸建て住宅の方は別途取付工事が必要です。(約4万円~10万円)※業者によって金額差があります。マンションなどにお住まいの方には、条件的に厳しいかもしれません。EV車の普及にはこの辺りが今後の課題でしょうね。
③5人乗りについて
カタログでは乗車人数5人となっておりますが、ハッキリ言って大人5人は無理ですね。後部座席の真ん中は乗れたものじゃありません。足元は盛り上がっていますし、幅も厳しいです。ただ、4人乗りだと思えば後部座席でも十分な空間を確保できております。
ちなみに私はゴルフをしますが、トランクにゴルフバッグを積む時は後部座席を倒す必要があります。横積みはできませんでした。後部座席を倒しての縦積みですが、2人乗車までなら全く問題ありません。

購入後の感想(満足しているところ)

①滑らかな加速と走行性能
スタートからの滑らかな加速は他の車では味わえないヒューーーーン!気持ちぃーーーー!
加速性能を物語るCM このCM、大げさではありませんからね(笑)
②燃料費も維持費も安い
燃料代はガソリン代の半分くらいになっているかもしれません。もちろん、我が家がオール電化住宅で深夜料金の安い時間帯で充電をしているというのもありますが、おそらく燃料代がアップするようなことはないと思います。ちなみにモーターで走行するためエンジンは非搭載です。つまり、エンジンオイル交換などのメンテナンス費は不要です。あと、毎年納付する自動車税もリーフは乗用車最安値の2万5千円です。
③乗っている人が少ない
私自身が、車好きでこだわりを持って選んでいる人間です。いわゆる、よく売れている・よく見かける車に対してはどれだけ良い車であってもあまり惹かれない性格なのです。その点、リーフの見た目は大衆車っぽいですが、私の周りで乗っている人は見かけません。また、電気自動車(EV車)のことについて質問されることが嬉しくてたまりません。
④必要装備がほとんど揃っている
グレードによりますが、私の購入したXVセレクションには必要装備が標準でほとんど付いていました。最近の車は安全装備が充実していますのでね。ナビの性能や画面の大きさなども前車CX-8を上回りますし、プロパイロットという装備も普通についております。前車は革張りの電動シートで高級感はありましたが、私にとっては絶対に必要というような装備ではないのでその分、安くなるのであればファブリックシートでも手動のリクライニングでも全く問題ありません。あっ、ドライブレコーダーはついていませんでしたので後で自分で取り付けました。(ネットで購入)

購入後の感想(不満なところ)

①フロントから見ると日産ノートと似ている
これは気に入りませんね。車にあまり関心のない方や日産の車以外に乗っているような方であれば、フロントマスク(グリル)はリーフとノートの区別がつかないかもしれません。ボンネットの形状は私好みだけに、フロントマスクだけはもう少し個性を出してほしいですね。
②充電・走行距離・燃費(電費)関係
電気自動車(EV車)は街乗りがメインの方はおススメですが、長距離ドライブとなれば大苦戦です。私のリーフ(標準タイプ)は満充電で約280Kmしか走れません。しかも、充電スポットが圧倒的に少ないので可能走行距離が残り少なくなってくると心配の度合いがハンパじゃありません。週末に遠出するとかの予定がある場合、かなり綿密にドライブルートを計画(下調べ)する必要があります。そして燃費(電費)ですが、ガソリン車両と違う点があります。
高速道路走行時の電費は悪化する。➡ガソリン車は燃費が良くなりますが、電気自動車はその逆です。
暖房使用時の電費は悪化する。➡これもガソリン車と逆になります。夏の冷房使用時より冬の暖房のほうが極端に悪化します。大雪で渋滞などしたら大変です。私の地域はほとんど雪が降らないですが。
③バック(後退)時にUFO登場
これは購入してから気付きました。なんと、ギアをバックに入れると同時にUFOが登場したかのような音が聞こえます。初期モデルはこの音を消せるみたいですが、私のモデルからは消すことができなくなりました。ディーラーの方に尋ねても「音を大きくすることは出来ても、消すことは出来ません。これが一番小さい音です」だって。法改正とかいろいろあって、日産はこれからもこの音を発し続けると思われますが、かなり不評です。だって音が大きすぎるんだよ!マジで…

購入をおススメできる人

①一戸建てに住んでいる人
これは充電の問題です。自宅に充電設備がないことには不便でありません。つまり、マンションやアパートで充電設備のないところにお住いの方々にはおススメできません。一戸建ての住宅でも200Vの外部電源が必要です。普通のコンセントでは充電できませんので工事(約4万~10万円)が可能な方にはおススメできます。
②街乗りメインの人
近場での買い物やレジャー、送迎などの使用には全く問題ありません。通勤でも片道50kmくらいなら心配もありません。特に出足の滑らかさ、ストレスフリーなところは街乗りに持って来いじゃないでしょうか。ただし、高速道路での走行(時速100km以上)はあまり得意ではないと思います。
※100km以上も出したら覆面パトに捕まっちゃいますからね(経験者は語る)
③滑らかな加速感を味わいたい人
この加速感は電気自動車ならではの感覚でしょうね。速い!というのとはまた違った、滑らかな加速は他では味わえません。普段はエコモードで節電しながら走りながらも、いざという時にはヒューーーンという新感覚はぜひ味わっていただきたいものです。
④維持費を抑えたい人
『節約したい』という人にもおススメです。自動車税はハイブリット車のアクア(トヨタ)よりも安いですし、オイル交換なども必要ありませんので維持費は絶対的に安くなります。
⑤他人と違う車に乗りたい人
高級車やカッコイイ車にのることもステイタスのひとつですが、時代を先取りした電気自動車。しかも、環境には超優しい(排ガスゼロ)。自宅で充電。知る人ぞ知る電気自動車。珍しい物好きな人はぜひ!

まとめ

電気自動車(EV車)は充電と走行距離の問題さえクリアできればガソリン車を上回る性能であることは間違いないと思います。課題はたくさんあるかもしれませんが、私は満足度が高いです
遠出する時には充電スポットの下調べも結構楽しめますし、充電時間も有効活用すれば長旅を楽しむことができます。
あと、道の駅や高速道路のサービスエリアで充電する際、一般駐車場が込み合っていても充電スポットはEV車の専用スペースが設けられていますので、スーッと進んで行って堂々と停めることができます。例えるならUSJのエクスプレス・パスみたいな感じ(笑)私はこの点も他の車と違って優越感に浸れるポイントでもあり気に入っています。

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