後悔しない人生のために…

人生
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こんにちはセイメイです。
今までの人生の中で『後悔のない人生を歩んできた人』ってどれくらいいるのでしょうね。
人生の半分以上を過ごされた人なら、一つ二つの後悔、いや三つ四つの後悔くらい経験してきている人も多いかもしれません。

そんな後悔ばかり繰り返していても人生は楽しくも面白くもありません。
人生が終わるときに『あ~、楽しかった』と言えるためにも、どのようにしたらよいのか考えてみましょう。
ちなみに、2003年に阪神タイガースが優勝(セ・リーグ)したとき、星野監督が優勝監督インタビューの第一声で「あ~、しんどかった」と言って観客の笑いを取ったシーンを覚えておられますでしょうか。ファンは別のセリフを期待していたのだと思いますが、思わず監督の本音が出てしまったのでしょう。優勝できたことは嬉しく、本来なら『楽しかった・良かった・サイコーです』というようなセリフが言えれば良かったのでしょうけどね。

『あ~、しんどかった』のシーンは1:00~ 
阪神ファンでない人はごめんなさい。

このブログに関係している「あ~、しんどかった」は1:00~1:10の間で聞くことができます。
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後悔しない人生を送るための方法はあるのか?

『人生が終わるときに後悔すること』について書かれている本がいくつかあります。その中で、だいたい書かれていることをまとめてみると…

①自分を犠牲にして働き過ぎた
②愛や感謝の気持ちを伝えなかった
③世間体を気にし過ぎた
④生きていることに感謝しなかった

以上のように、4つくらいにまとめられます。

では後悔しないためには、これらの逆のことをすればいいのではないかと思うのですが、そんな単純で簡単なことではないと叱られそうですね。

逆のこととは
①自分を犠牲にして働き過ぎた ➡ 自分を犠牲にしてまで働き過ぎない
②愛や感謝の気持ちを伝えなかった ➡ 愛や感謝の気持ちを伝えよう
③世間体を気にし過ぎた ➡ 世間体を気にしない
④生きていることに感謝しなかった ➡ 生きていることに感謝しよう

ということになります。
ひとつづつ、見ていきましょう。

①自分を犠牲にして働き過ぎた

働くというのは仕事のことでもあり、家庭(家事)のことでもあります。
就職したら定年まで働き続けなければならないという決まりはありませんよね。途中で転職、退職することが禁じられているわけではありませんので、がむしゃらになって自分を犠牲にしてまで働いてはいないでしょうか?近年は、転職や副業を勧める風潮が出てきていますが、中高年世代のマジメな日本人は最後まで働くことが当たり前のような雰囲気の世の中でしたよね。

例えばですが、一生懸命に会社のため、家族のために働き過ぎたことによって
・地位や肩書があったからチヤホヤされていていたが、退職したら孤独になってしまった
・子どものために家事や育児を頑張ってきたけど、みんな巣立って行って帰って来なくなった
・仕事中心、子供中心の生活になってしまい自分のやりたいことを自由にやれる時間がなかった

気が付けば、仕事・家事・育児人間だった人は人生の半分以上の時間をこれらのために費やし、自分自身を犠牲にしてきていませんか?

②愛や感謝の気持ちを伝えなかった

自分の親や家族、恩人、友達などに愛や感謝の気持ちを伝えずに人生の最期のときを迎えてしまうことです。
身近な人に対して『愛してる』『感謝している』などの言葉はなかなか照れくさくて伝えられないっていう人、多いですよね。タイミングを逸してしまうとなおさら。まれに、連発している人もいるみたいですけどね(笑)

これは、相手が亡くなる時でも自分が亡くなる時でも同じことです。家族が亡くなった時には『あの時、もっと素直に感謝の気持ちを伝えておけば良かった。ごめん』というように強い罪悪感に襲われるそうです。また、自分自身は人生最期のときが近づくと『なんで愛してるの一言が言えなかったのだろう』と後悔の念に駆られることもあるそうです。

そんな後悔を残さないためにも、気持ちを伝えることが大切なのでしょうね。

③世間体を気にし過ぎた

今現在、世間体を気にせずに生活していますか?
全く世間体を気にせずに生活している人は、ちょっと怖いかもしれませんけど、どんな人でも少しは世間体を気にして生活していると思います。

ただ、その度合いが強すぎないでしょうか?

例えば、
・世間体を気にしすぎて『希望する学校へ行けなかった』『好きな仕事を選べなかった』
 本当は〇〇を学びたくて〇〇系の学校に進学したかったが、みんなと同じ普通科を選んでしまった。
 自分で仕事をしたいと思っていたけど、親の勧める会社に就職した。

・自分の意見を言えなかった
 会社でも地域でも、自分の意見を言わずに周りの意見に合わせていた。そのため、本当の自分を隠して他人の目を気にしながら生きてきた。

・近所の人と比べ過ぎていた
 同じ世代の子どもたちのことでライバル視し過ぎて関係がギクシャクした。
 会社での役職や出世のことを気にし過ぎた。
 近所の家が新車に乗り換えたことに嫉妬した。

これらのことは、世間体を気にすることから起こることです。
番外編としては…
・『離婚したかったけど、世間体を気にして離婚できなかった』ことを後悔する人もいるそうです。

④生きていることに感謝しなかった

今、この世の中に自分が生きていることが当たり前になってしまい、日々暮らしていける生活に感謝できているでしょうか?

目が見え、耳が聞こえ、住む家があり、食べ物がある。交通機関も発達しており、治安もよく医療も充実。先進国の日本は、世界中を見渡しても平和で快適な生活を送れる国です。

そのため、平和ボケ?している部分もあります。この国で生きている、生活できていることに感謝できていますでしょうか。いえいえ、不平・不満、文句ばかり言っていませんか…
・給料が安い、税金が高い、物価が高い、暑い、寒い、しんどい、邪魔くさい、忙しい、嫌い、まずい などなど、挙げたらキリがありません。

こんなことばかり言っていたら、周囲の人たちも気分が良くなるわけがありません。自然とあなたから離れていってしまいます。当然、幸せにはなれないでしょう。今までのあなたの人生はどうですか。
生きていることに感謝し、笑顔で喜んで楽しく生きていますか。そうすれば、もっともっと良い人生が送れるはずだと思います。

まとめ

後悔しない人生を送るためには『やりたいこと』を成し遂げれることだけではありません。

・なんでも『し過ぎない』こと
 自分を犠牲にしてまで働き過ぎず、世間体も気にし過ぎない。仕事や家事・育児もほどほどで良いと思います。そこに重きを置いてしまうと『自分の人生って何だったんだろう?』と後悔の念が生まれてしまいます。もっと自分の人生を大切にしましょう。

・愛や感謝の気持ちを伝え、生きていることに感謝する
 伝えることで、もやもやした気持ちから解放されます。しかし、これは愛や感謝の気持ちであって、文句や愚痴ではありませんよ。そして、生きていること自体を感謝することを忘れないでください。当たり前の毎日が過ごせることに感謝することで、生き方も違ってきます。毎日を大切に生きることで『あ~、楽しかった』と言える人生がきっと送れることでしょう。

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